カナダの新聞の見出しに「1969年は武満の年のようだ」と書かれる。


日本万国博覧会(EXPO'70)「鉄鋼館」の音楽監督として奔走。


パリ国際音楽週間「現代音楽の日々」で「武満徹の音楽」開かれる。《冬》(第1巻収録)の初演を含む37作品が演奏される。


ロンドンの「ミュージック・ダイジェスト」シリーズで「武満徹の音楽」が開かれる。
武満の構成・企画による「今日の音楽(Music Today)」を開催。以後1992年までの20年間続けられる。


《カトレーン》(第1巻収録)尾高賞受賞。翌年、アメリカで1か月間に二十数回も演奏される。


「パリの秋」芸術祭で「間――日本の時空間」展の芸術顧問を務める。「日本の現代音楽と伝統音楽」の部門を企画・構成。
アンサンブル・タッシによってニューヨークのビーコン劇場で「タケミツ・フェスティヴァル」が開かれる。

映画『心中天網島』(1969)(第3巻収録)
《クロッシング》(1969)(第1巻収録)
映画『どですかでん』(1970)(第4巻収録)
《カシオペア》(1971)(第1巻収録)
《秋庭歌一具》(1973、79)(第1巻収録)
《フォー・アウェイ》(1973)(第2巻収録)
《フォリオス》(1974)(第2巻収録)
演劇『シラノ・ド・ベルジュラック』(1975)(第5巻収録)
《マージナリア》(1976)(第1巻収録)
《アーク》(1963〜66/76)(第1巻収録)
《鳥は星形の庭に降りる》(1977)(第1巻収録)
映画『愛の亡霊』(1978)(第4巻収録)
《閉じた眼》(1979)(第2巻収録)
《遠い呼び声の彼方へ!》(1980)(第1巻収録)