草月アートセンターの呼びかけで「作曲家集団」結成(メンバー:林光、芥川也寸志、黛敏郎、松平頼暁、間宮芳生、三善晃、諸井誠、岩城宏之)。
安保条約締結に抗議する若い芸術家たち(江藤淳、石原慎太郎、大江健三郎、谷川俊太郎、羽仁進、浅利慶太、秋山邦晴、林光ら)と「若い日本の会」結成。
第1回「東京現代音楽祭」で《弦楽のためのレクイエム》、ドイツ大使賞を受賞。


NHKテレビ『日本の文様』の音楽を担当。邦楽器の音を電子変調させた斬新な音色を用いる。
「20世紀音楽研究所」第4回現代音楽祭で《リング》(第2巻収録)初演。このとき小澤征爾を識る。
長女生まれる。《樹の曲》にちなんで眞樹と名付ける。


映画『切腹』で薩摩琵琶と筑前琵琶を用いる。「琵琶楽の取り上げ方の大胆さと巧妙さには、敬意を表するというよりも度肝を抜かれた」(毎日映画コンクール審査員)。


ハワイ・イースト・ウェスト・センター主催、「今世紀の芸術祭」に招待され渡米。アメリカの実験的作曲家J・ケージとパネル・ディスカッションに参加。

《水の曲》(1960)(第5巻収録)
《風の馬》(1961〜66)(第2巻収録)
《ピアノ・ディスタンス》(1961)(第2巻収録)
映画『不良少年』(1961)(第3巻収録)
映画『切腹』(1962)(第3巻収録)
《環礁》(1962)(第1巻収録)
映画『砂の女』(1964)(第3巻収録)