◇ 中国世界遺産の旅 第4巻 長江流域 2005年12月発売
定価 5980円
ISBN 4-06-271094-3 ● ご注文⇒(12月発売後の発送になります)
長江流域 責任編集 = 竹内房司
@蘇州の古典園林 江蘇省
100ヵ所以上とされる庭園中、拙政園・留園・泊浪亭など八つの庭園と、近郊の呉江市の退思園が世界遺産である。
A黄山 安徽省
「影山」と呼ばれていたのを、唐の玄宗皇帝が改名させたという。「奇峰怪石」「温泉」「雲海」「奇松」が絶景とされる。
B安徽省南部の古村落 ─ 西逓村・宏村 安徽省
11〜12世紀頃に形成され、15世紀から茶葉の取引で発展した。現在は、明・清代の古民家や水利施設などが残る。
C武陵源 湖南省
「秀水八百」「奇峰三千」といわれる。仙界に通じる景観からか、陶淵明は桃源郷に迷った漁師を「武陵の人」とした。
D盧山国立公園 江西省
朱嘉の白鹿洞書院など、文人・詩人の史跡が残る。麓の東林寺は、僧・鑑真が来日前に訪れた浄土教発祥の寺である。
E武夷山 福建省
九曲渓沿いの風景区、亜熱帯原始林保護区の自然遺産と、前漢の城村漢城遺趾など文化遺産との、複合遺産である。
F武当山の古建築群 湖北省
7世紀に寺院である道観が建てられた「道教の聖地」。元末に戦火にあい、現在見られるものは明代の再建である。
G明・清代の皇帝陵墓 湖北省・江蘇省
明顕陵、明孝陵
世界遺産に登録されている「明・清代の皇帝陵墓」のうち、明の皇族陵で最大の顕陵、太祖洪武帝の孝陵を紹介する。
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E武夷山
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F武当山の古建築群
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G明・清代の皇帝陵墓
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