ダイノジは吉本の二人組だ。
いつだったか忘れたがかなり前、Mという人が来て、大谷君という人が 僕のアートが好きだということを熱く言った。
それで聞くと、大谷君という人はダイノジというお笑いコンビ (彼がこういう言われかた嫌なのは分かってるが説明するために名詞として使う)
をやっていて、今度銀座七丁目で初の単独ライブがあるのだけど、 そのフライヤーを描いてほしいと頼まれた。
僕はダイノジがどんなコンビか分からないまま、その 「太陽ギラギラ」 と題されたフライヤーを描いた。
そして彼らのライブに招待された。
僕はお笑い好きなので、そういう無名の人たちのはかなり寒いのだろうな、と覚悟していった。
しかし彼らのライブを見始めると僕の疑いは溶けていき、どんどん引き込まれた。
僕は彼らのフライヤーを描かせてもらえたことをありがたく思った。
彼らのライブは面白いと言うよりも凄い。
初期のクイーンの音楽のように細かいとこまで計算されている。
彼らはアーティストであり、テレビより映画や舞台のほうが伝わるんだろうなとも思った。
それからも何回か僕は彼らのライブの際に絵や言葉をかかせてもらっている。
このサイトを作ってくれているハナさんがそんな僕達の関係を知らずに僕もダイノジも好きでいてくれたことを知った時は嬉しかった。
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