ニック・ドレイク




ニック・ドレイクは内向的な人でアルバムを2枚作り、評価は高かったんだけど売 れず、どんどん内に向かって、自閉症になり、もうYESかNOしか話さないようになったんだって。

それで最後に「ピンク・ムーン」という静かなアルバムを作った。

これはほとんど2分くらいの曲ばかりで二日で作られ、アルバムも28分しかない。

ギターと少しのピアノだけ。

それでプロデュ−サーがアレンジどうする?ときくと、いや、 これでいい、アレンジはいらないと言ったんだって。

いつも思うんだけどそういった 内向的な人もね、まあ太宰もそうだけど、ネガティブと思える人もさ、ちゃんと曲や 詩を作って会社と契約して、時には売り込んだりして、前向きなこともしているんだよね。

生産的でさ。

厭世主義な人はそんなこともしないんだから、前向きなんだよ、 彼らは。

それでねニック・ドレイクはそのあと、精神病院に入ったりしたんだけど、 とにかく27で死んでしまったんだよ。

原因不明だけど。

そういった否定的芸術家たちはとにかく僕を惹き付ける。

それをどう、前向きに解釈して何を学べるかと言うことなんだ。


 

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