モリッシー




僕にもっとも影響を与えた詩人の一人にモリッシーという人がいます。

彼は詩人というかスミスというバンドの作詞とヴォ−カルを担当していた人で、スミスはイギリスの音楽史において、 今でも大きな存在です。

そういえば、先日フジロックで対談をしたバンド、エコー&ザ・バニーメンの後に出てきたバンドです。

イギリスのインディーチャートでは1位から5位までスミスだった時もありました。

モリッシーはバンドでデモテープをレコード 会社に持ち込んだ時、担当の人はモリッシ−に「君、悪いこといわないから、バンドをやめて作家になりなよ」といわれた人です。

まあ、とにかく僕は学生時代にスミスにハマッたわけです。

太宰治と共通するネガティブさをユーモアに変え、プラスに昇華させるところは今の僕の基礎を作ったことはこれを読んでいる人には説明するまでもないでしょう。

さて、スミスはギターのジョニ・−マ− (彼がスミスの曲を作っていた人、スミスファンではジョニ−・マー派とモリッシー派があり、僕は勿論モリッシ−派で、 スミスよりもモリッシ−のソロの方

がいいと思う時も多い)がバンドをやめて解散にいたる。

それでモリッシーはソロでやっていくわけだけど、 やめたジョニ−・マ−が自分一人で色々目立ち始めた時に出したモリッシーのシングルの歌詞を僕なりに訳してここに紹介したいと思います。

彼の棘のあるユーモアさの一端が分かってもらえればとおもいます。

友達がうまくいくのはムカつくね

(原題、We hate it when our friends become successful by Morrissey 訳;キン・シオタニ)

友達がうまくいくのはムカつくね/友達がうまくいくのはムカつくね/ほら、見なよあの服それにあの顔ったらあんなに老けちゃって/おまけにあんなビデオまったくお笑いだよ/友達がうまくいくのはムカつくね/友達がうまくいくのはムカつくね特にそれが北の人間だとなると更に最悪/奴らをやっつけられるものなら/命だって惜しくない奴らを傷つけられるのなら/うん、それも悪くないな/まったくお笑いだよ/ハッハッハッハーだってそれは僕のはずだったんだ/僕がなってもおかしくなかったんだからみんな知ってるよ/みんな言ってるよ/みんなはこう言うんだ「ああ、君はいっぱい曲を書くねえ本当にたくさん、耐えられないほどにねバース、コーラ

 

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