クリストファーネメス

原宿の表参道をずっと青山側に登っていくと、左側にマクドナルド（歩道橋の近く）があり、そこの道を入っていくとAPETITOトロイホがある、そこを左に曲がるとナディッフがあり、その道をまっすぐ行くと（つまり原宿に戻るかたち）ネメスの店はある。

家族でやっている店でオリバーという犬もいるし、ネメスさんもよくいる。

けいこさん（奥さん）もいる。

僕はネメス氏を知らなかった。

しかしネメス氏は有名だった。

デザイナーのこを知っている人ならだれでも知っている。

まあ僕にはそのような高い買いものをするお金がなかったから知らないのも無理はない。

それで、いつだったか寒い日に僕は友人のMクンの企画で対談をした。

まあ僕が英語を話せるのはそのような仕事が来たという上でもラッキーだった。

ネメスさんの手作り的態度には感銘を受けた。

謙虚な心もすばらしい。

今から5年くらい前は彼のジーンズが大流行したらしい、それとは気付いていなくても、僕も見ていたのだろう。

僕が今、いつもはいている半ズボンは、こないだたまたま買ったものだが、あれだってネメスの影響が多く出ており、おとといネメスさんの店にいったときに、正直少し恥ずかしかった。

影響を与えていると見るか、パクられたとみるかの問題もあるし。

しかしネメスさんは「スゴーイ」と喜んでいた。

ただ単にボケているのかとも思わせる彼の時代がどうあっても彼らしくいる姿勢は色んな意味で学べる。

今だって、たとえば音楽だったら椎名林檎（妊娠前にともさかりえと手をつないできたらしい）やUAやらドリカムの人たちやら、とにかく彼の店を訪れる人は数知れない。

店の人が気付いてい人も多いだろう。

デザイナーも今、いけている人でアラカワシンイチロウという人がいるらしいけど、彼もネメスさんのところで学んだらしいよ。

まあそれは後で色んな人から聞いた知識で、どうでもいいことかもしれないが、彼との冬にやった対談は今、青山ブックセンターなどに出ている「創的戯言雑誌」に出ています。

いつかネメスさんにあったら僕の事を知ってると声をかけてみて下さい。

とてもいい人だよ。

そうそう彼はイギリスのデザイナーだったけどケイコさんと出会い、今は日本に住んでいるんだ。

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