香川のうどん、東村山のうどん、山形のそば、盛岡の冷麺、函館の塩ラーメン、というのが今の自分の好きな地域限定グルメだと思う。
それに神田神保町のカレー屋も入れようと思っている。
神保町はもちろん古本の街だけど、カレーの街でもあり。
歩いているとカレー屋をよく見つけるし、においもする。
まあ、それでここに書くのはまだ早いのかも知れないけれど、途中経過も含めてちょっと書こうかな。
前にOZマガジンという雑誌で仕事をした時、「こんな雑誌です」ともらった号に、たまたま神田のカレー屋のことがでてたから、興味を持ち出し、行くたびに食べるようになった。
神保町には僕は今のところ、3ヶ月に1度いくというような感じだ。
出版社や編プロなどもあり、仕事で行くこともあるけれど、そんなにしょっちゅう行く街でもない。
あまり知らない人もいるかも知れないからちょっと親切に書くと、神田神保町とはいうものの、JRならお茶の水で降りた方が近い。
さて、先日神田に用があったわけではないが、人と待ち合わせして、それがお茶の水だったので昼は神保町でカレーを食べることにした。
中でも僕のまわりで一番評判がいい「マンダラ」はせっかく来たのなら探そうと思った。
しかし見当をつけていた場所にはその店らしいところはない。
近くの店の人に聞いたがみんな知らないと言う。
街はちょっと歩けばカレーのにおいがするのに、分らない。
あと30分で2時だ。
ランチの間に行かねば、とすべての店(カレー屋にはさすがに聞けなかった)に聞いた。
聞き出して10軒目くらいの、エロ本屋の若い店員がやっと知ってた。
全然方向が違ってた。
で、やっと行く。
ここはやっぱり評判どおり美味しかった。
すべてがおいしそうだった。
僕はキーマカレーを食べた。
ランチが1100円。
インド系カレーだ。
それでお腹がいっぱいになったが、もう一軒、前に集英社の人に教えてもらった「ボンディ」というカレー屋を探した。
無理すれば食べられなくもなかったし、頻繁に来るところでもないので勢いで行こうと思ったのだ。
それで、これはまたマニアックな場所(古書センターの2階)にあった。
ここは神田で一番古いカレー屋らしい。
昔っぽかった。
お店の人に何がお勧めかきいて、チーズカレーと言われ、それにした。
ポークカレーはちょっと時間がかかると言われた。
僕は某うどん屋の経験(シナボンもそうだが)から、時間がかかるといわれると、できたてのおいしいやつが来ると思い、ポークを頼んだが、おじさんに「ですから、お時間がかかるんですよ」と言われ、どれくらいかきいたら40分だって。
それは本当にかかるね、いや、うどんは10分、シナボンは5分くらいだからさ。
40分は待てないよ。
チーズカレーにした。
ここはだめです。
まず、ルウが少ない。
だから最後はドライカレーみたいになってしまう。
ドライカレー好きの古賀さんには勧めたいが、カレーとして行くとだめでした。
チーズカレーなどはもともと御飯の上にうすくチーズがのっている上にまたチーズを入れるのだから、もうなんというか固くなってしまうのです。
最初にまるでお通しのように小さなじゃがいもと、そことオリジナルのチーズが出てくるのはいいんだけど、とにかくだめでした。
それで1300円とかだし、もう行かない。
というわけで、1勝1負の神保町でした。
あと、ほかの情報としては、前にスマトラカレー「共栄堂」でも食べたことがあります。
これは、まあありだとは思います。
引き分けくらいかな?
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