本来あるべき姿




たまに思うことは、猿まわしの猿は、自分が人に笑われ、楽しませていることに気付いてないんじゃないか、ということだ。

猿まわしはそれを知っている。

それを利用し、お金をもらっている。

猿回しは自分だけでは何の価値もない。

猿にとっての本当の幸せは何かといわれてもそれは分からない。

猿本来のあるべき姿。

自然の野山を駆け回り、小動物や木の実をを食べる。

それが幸せと言い切ることはできない。

いや、やっぱりそれこそが幸せなんだろうな。

生き物はそれ本来の(偽善的というかこういう時だけこの言葉を使うが)神が作ったときのままのあるべき姿が幸せなのだ。

さっき「いや、やっぱり・・」と断定に気が変わったのは、カゴに入った鳥を思ったからだ。

どんなに大きなカゴに入れられようと、鳥は大空を飛んでみたいだろう。

エサがいくら与えられたとしても、それが本来の鳥のあるべき姿。

魚もそう。

犬は?犬の本来はどうだったのかいまいち想像できない。

しかし、もともとは人間に飼われるべきものではなかったのだろう。

本来のあるべき姿。

人間にとっては何なのだろう?それが分かればまたひとつ大人になれそうな気がする。


 

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