節約フェチ
著者

清水ちなみ/著 OL委員会/〔著〕

出版社
幻冬舎
定価
本体価格 1300円+税
第一刷発行
2002/11
ISBN4-344-00254-7
『節約でさえあれば、それは許されるのでしょうか』??

■目次
OL委員会アンケート;食品の節約ってこんなの;生活用品の節約ってこんなの;衣類の節約ってこんなの;インテリアの節約ってこんなの;公共料金の節約ってこんなの

■要旨
OL委員会を震撼させた、仰天節約術の数々…。

まえがき

出口のない不況といわれ、それほどかあー?と思いながらも、巷では節約ブームですが、古くなっただんなのトランクスのゴム部分を切り取って、ほら、こ〜んなにオシャレなヘアバンドのできあがり!
ってそんなのありでしょうか?
アサリの貝殻で作ったのれん……。
節約でさえあれば、それは許されるのでしょうか?
「オシャレ」とか「すてき」って言葉は、今後、「すっげー変だけど、本人が満足しているので指摘できない」ってふうに意味を変えていくでしょう。
まるで「すだれ八ゲ」のように。
ほ〜んと、すてきですねえ、その頭……って、ちょっとちがう?
衣類の節約、インテリアの節約、すでに、すだれハゲを超えたお笑いの領域に入りつつあります。
節約は、たぶん、いいことです。
そして、再利用の術などを目にすると、「ちょっといいかも」と思うこともあります。
だがしかし、
いらないものから、いらないもの作るんじゃねーよ!
とか、
そんなヒマがあったら、はたらけー!
という叫びは、節約という善に対して、悪であるので、……言えない。
そしてそれは無言のうちに私たちの心の底に積もり積もり、世の仰天節約術と共にここにヘドロのように堆積せり。

 
 


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