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著者
朝日新聞社 編集
出版社
朝日新聞社
定価
本体価格 1800円+税
第一刷発行
2001/12/01
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ISBN4−02−258675−3

雅子さま女児ご出産

◎母子ともに健やか

二〇〇一年"平成一三年一二月一日

皇居内の宮内庁病院に入院中の皇太子妃稚子さま(37)は1日午後2時43分、女の子を出産した。
宮内庁によると、母子ともに健康という。
皇太子さま(41)と結婚して8年。
ご夫妻にとって待望の第1子だ。
天皇、皇后両陛下にとっては3人目の孫で、天皇、皇族は25人となった。
天皇家、各宮家では紀宮さま(32)以来、9人連続での女児誕生となる。
名前は7日目に決まる予定だ。
稚子さまは、住まいの東宮御所(東京・元赤坂)で出産の兆しが現れ、11月30日に宮内庁病院に入院していた。
天皇、皇后両陛下には、誕生の伝達役として宮内庁病院に待機していた同庁幹部らを通して伝えられた。
各宮家にも、伝えられた。
誕生を受けて、天皇陛下からお子さまに対して「守り刀」と袴が贈られる。

天皇家、各宮家には、秋篠宮さま(36)の後は36年間、男の子が誕生していない。
皇室の基本法である皇室典範は、天皇皇位を継ぐ資格者を男親の血筋である男系の男子に限っている。
男子皇族は、現在7人。
皇位継承順位に変更はなく、秋篠宮さまは皇太子さまに次いで第2位、3位は常陸宮さま、7位は高円宮さま。
今春、推子さまの懐妊発表の際に、女性の皇位継承も認めては、という典範改正論議が高まる一幕もあったが、その再燃も考えられそうだ。
推子さまは2年前の12月、「懐妊の兆候」がみられたが、流産に。
その後、堤治・東大医学部教授が東宮職御用掛に迎えられた。
宮内庁は今年4月、稚子さまの「懐妊の可能性」を発表。
5月には「妊娠3ヵ月」と懐妊を正式に発表し、11月下句から12月上旬を出産予定としていた。
以来、雅子さまは、体調に配慮し、外出や公務も控えめに過ごし、宮内庁病院での定期健診のほか、東宮御所でも医師の診察を受けてきた。
病院での計8回の定期健診には、必ず、皇太子さまが付き添っていた。
(朝日新聞2001年12月1日号外)

 

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