盛岡冷麺紀行 2001/06/25




盛岡に行きました。

東京の冷麺と盛岡のは全然ちがいます。

僕も何となくはそう思っていたのですが、どこがどう違うのかということを調べてみようと思ったのです。

前もって色んなところで下調べをして、二日で4軒行きました。

まずは駅前にある「盛楼閣」で、これは盛岡冷麺では一番有名です。

そのあと、ここ数年勢力を伸ばしてきている「ぴょんぴょん舎」、そして盛岡冷麺発祥の店「食道園」、そして「大同苑」、あとまあ、まだいくつかあるし、盛岡周辺は普通の店でもそれなりにおいしいのですが、まあこの4軒がいいでしょう。

まあ、どれが一番おしいかったといえば、僕的には大同苑です。

しかし、盛楼閣は朝から何も食べないで、いきなり最高峰の盛岡冷麺ということで、ちょっと辛い点数をつけようとおもったり、また隣のビルが工事しててうるさくて味に集中できなかったということ、ぴょんぴょん舎は盛楼閣の10分後に食べたと言うこと、食道園はその1時間後に食べたので、もう味などわからなく、ただうまいとしか言えないので、まあそんなに参考にならないかもね。

大同苑は次の日にいった。

その日の昼は桜山神社の向かいにある白龍(パイロン)というじゃじゃめん屋にいった。

450円!まあ、まとめると東京の冷麺とどう違うかというと、麺もスープも違うということです。

麺は太いし、スープは味がある。

どの店も5〜10時間は煮込んでいる。

しかし、どの店もレンゲやスプーンを最初に冷麺とは一緒にはこばず、こっちがいって初めてもってくる。

僕の仮説では、こっちの人はスープを飲まない、麺にからませて食べるだけだと思った。

しかしあとで岩手出身の人にきくと、スープはのむそうだ。

じゃあラーメンみたいにどんぶりごと飲むのかなあ?まあいいや、こえはまた調べて報告します。

他にもすめたい店はたくさんあります。

金宝堂のタンシチュー、肴町のパン屋、ラシェールのケーキ。

まあ今日からダイエットしますよ。

みんなの為に命をかけて食べ歩いた二日間でした。

自分の為か。

ちなみに盛岡は石川啄木、宮沢賢治という二人の生きている時は売れなかった詩人ゆかりの地であります。

石川啄木なんて、2冊しか売れなかったという話を昔、思潮社という詩の出版社の人に聞かされたことがある。

ゴッホも生きてる時は2枚しか絵は売れなかったんだって。

なんか、僕は歴史に残らないだろうけど、本も次の本は5000冊刷るし、絵も買ってくれる人いる。

僕の生きているあいだに。

ありがと。

僕は恵まれていると思う。

まあ、盛岡のことは僕にききなよ。


 

 

 

 
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