おしゃれの神髄は、絶対に中年からのもの。だから、勇気をもってわれわれもおしゃれを楽しんだらいいんですよ・・・塩野
「おしゃれのフルコースを楽しむには、一生かかる。でもその時には、おしゃれの悪魔の誘いにのらなきゃ、おもしろくない(笑)」・・・五木
■目次
ローマからの故国の眺め;おしゃれは悪魔の誘い;物語のあるイタリアの靴に惚れる;古い物の背後にさす物語の輝き;古代『ローマの休日』を歩く;政治も教育もセクシーでなければ;超常識的健康法のすすめ;いま“寛容(トレランス)”の時代がやってきた;ワインと車と、色のいろいろ;アートを最高に楽しむコツ;私たちにとって宗教とはなにか;セクシーな文体と時代の風の微妙な関係;貧しかったが尊敬されていたこの国;「スペンデレベーネ」したあとの静かな死;東京での再開「異邦人対談」番外編;“わがイタリア偏愛の記”
■要旨
旅と自由を愛する異色作家2人がおしゃれから歴史、おとなの色気まで本音とユーモアで語り合う贅沢な時間。ほんとうのおとなたちへ、そして、これからおとなになる人たちへ。
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