若い頃からリアルタイムでアメリカの同時代小説を 熱心に読んできて、今もまだなんとか読み続けている。
腰を据えて古典小説をじっくりと読むのももちろん重要 だし、楽しいことだけれど、このように生きて動いている
同時代文学にしっかリつきあっていくのも、それに劣 らず楽しくまた重要なことであると僕は信じてきたし、 今でも信じている。とくにここに取リ上げた作家たちの
ほとんどとは、僕は個人的に会って話をしたことが あるので、そういう点においても興味深く記事を 翻訳し、紹介することができた。(「訳者あとがき」よリ)
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