ブックカバー 店の顔に ・・・オリジナル版作成 人気高まる・・・
鮮やかなオレンジ色の紙に緑色のインクで、本を手にしたり猫を抱いたりした若者が七人描かれている。 東京・吉祥寺の書店「ブックス・ルー工」のブックカバーは、温かい筆致のこんなイラストを使って人気を集めている。 近くの井の頭公園で自筆のイラストを売るなどユニークな活動をしているアーティスト、キン・シオタニさんの作品。 地元で活躍している人だと知り、専務の永井健さん(36)が作成を依頼、一昨年の秋からブックカバーを一新した。 「値段や品ぞろえでは、各書店の間でさほどの違いはない。店の個性を打ち出すのに、ブックカバーが最適と考えた」と永井さんは話す。 今では、ブックカバーを目的に本を買いにくる人も多く、九州や四国からの問い合わせも寄せられる。 「書店が中心になって、地域の支化を活性化できれば」と期待を寄せる。
*読売新聞社 生活情報部 宮智様 ありがとう ございました。