読売新聞の取材があり、9月7日(金)朝刊の《家庭とくらし》に当店の記事が掲載されました。

 

ブックカバー 店の顔に ・・・オリジナル版作成 人気高まる・・・

 

買った本に書店がブックカバーをつけてくれるのは、日本独特の習慣だという。
資源や経費の削減のため「カバーはいらない」という風潮も出てきた一方、若いアーティストのイラスト入り、昔懐かしい復刻版など、特別なブックカバーの人気も高まっている。
カバーに隠された書店の個性やエピソードを知る楽しみもあるようだ。

 

鮮やかなオレンジ色の紙に緑色のインクで、本を手にしたり猫を抱いたりした若者が七人描かれている。
東京・吉祥寺の書店「ブックス・ルー工」のブックカバーは、温かい筆致のこんなイラストを使って人気を集めている。
近くの井の頭公園で自筆のイラストを売るなどユニークな活動をしているアーティスト、キン・シオタニさんの作品。
地元で活躍している人だと知り、専務の永井健さん(36)が作成を依頼、一昨年の秋からブックカバーを一新した。
「値段や品ぞろえでは、各書店の間でさほどの違いはない。店の個性を打ち出すのに、ブックカバーが最適と考えた」と永井さんは話す。
今では、ブックカバーを目的に本を買いにくる人も多く、九州や四国からの問い合わせも寄せられる。
「書店が中心になって、地域の支化を活性化できれば」と期待を寄せる。

*読売新聞社 生活情報部 宮智様 ありがとう ございました。