「アニメーションの戦前と戦後〜時間芸術の100年』
新世紀を迎え新しい時代に入りつつあるアニメーションの100年を大解剖。
大正時代の最初期のアニメーションからブロパガンダの時代を経て日本の戦後テレビアニメに至る流れを当代きっての先鋭評論家三人によるトークと映像とを交えて新し<発見してみようという試み。
「桃太郎の海鷲」など超貴重な映像を上映予定。
◆講師のご紹介
竹熊健太郎(たけくま けんたろう)
1960年東京生まれ。編集家。1981年に桑沢デザイン研究所を中退後、編集者・ライター・マンガ原作・マンガを中心にしたサブカルチャ一評論等に従事。著書こ『サルでも描けるまんが教室』(共著/小学館)『箆棒な人々』(太田出版)『私とハルマゲドン』(ち<ま文庫)『マンガ原稿料はなぜ安いのか?』(イーストプレス)など。多摩美術大学非常任講師。
氷川竜介(ひかわ りゅうすけ)
1958年、兵庫県姫路市生まれ。1977年、東京工業大学入学と同時に草創期のアニメ・特撮マココミに駆り出される。『月刊OUT創刊2号/ヤマト特集」(みのり書房)「ファンタスティック・コレクション ウルトラシリーズ」(朝日ソノラマ)でライターを担当。1979年には『機動戦士ガンダム』放映中からレコード、ムックの編集…執筆に関わる。主な著書「r20年目のザンボット3」(太田出版)「世紀末アニメ熱論」(キネマ旬報社)「新世紀アニメ王道秘伝書」(徳間書店
)「フィルムとしてのガンダム」(太田出版)など。現在、「ガンダムエース」(角川書店)、「特撮ニュータイブ」(角川書店)等に連載の他、DVD解説書、映画パフレット、CDアルバム等で幅広く活動中。日本SF作家クラブ会員。
津堅信之(つがた・のぶゆき) (アニメーション映画史研究家)
1968年兵庫県尼崎而生iまれ。近畿大学農学部卒。大学在学中からアニメーヲヨン研究IZ取り組み、都市計画コンサルタ ント会社勤務を経て、現在フリー。日本アニメーション学会、日本映像学会、日本マンガ学会各会員。主な研究領域は、
日本アニメーション映画史、アニメーション文献史.主な著作に、論文「日本の初期アニメーション作家3人の業績に関す る研究」(「アニメーション研究」第4号掲載、2002年3月)、近著に「日本アニメーションの力」(NTT出版、2004年3目刊行予定)などがある。作品、人物に対ずる批評活動よりも、文献調査、インタビューなどを主体とした実証的研究活動に力を注いでいる。
●4Fゼロワンホール17:00〜19:00
出演:3/20(土)津堅信之+竹熊健太郎(戦前編)
3/21(日)氷川竜介+竹熊健太郎(戦後編)
■当日4F会場にてTAF東京国際アニメフェア前年度アニメアワード受賞作を上映。
花田少年史/小川のメダ力/コアジサシ飛行隊/11:00〜13:00〜15:00〜(入場無料〕
●1Fテライトスタジオ...映像展示
3/20(土)
『兎と亀』(山本早苗1924)
『茶目子の一日』(西倉喜代治1931)
『のらくろ2等兵』(瀬尾光世1935)
『桃太郎の海鷲』(瀬尾光世1942)
『魔法のベン』(熊川正雄1946)
『こねこのら<がき』(藪下泰司1957)ほか
3/21(日)
『フイチンさん』プロモトレ一ラー上映
18:OO〜『声と言葉とことばと音と』
むさしのFM78,2MHz公開放送
出演:金谷ヒデユキ 福島おりね
同時開催
■吉祥寺おもちゃ市場
吉祥寺三越2Fウッドデッキ
■「千年女優」無料上映!
吉祥寺バウスシアター
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