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僕らはいつしか“奇跡”って言葉を信じなくなってた。
僕らはいつしか“頑張る”って言葉をたやすく使うようになってた。
僕らはいつしか“人間らしさ”を間違った意味で解釈するようになってた。
この子を見てると思ったんだ。
“奇跡”って起こるものかもしれない。この子を見て思ったんだ。
“頑張る”って深い言葉だよなって。
この子と話してたら思ったんだ。
“人間”って素晴らしいなって。
初めてだった。
街の雑踏の中、行き交う人の波の中で涙を流したのは・・・。
“声”が“詞”が“頑張る姿”が僕の忘れてた何かを呼び覚ましたような気がしたんだ。
僕らはもしかしたら歴史の瞬間に立ち会えるのかもしれない。
この本に彼女の歴史となる1ページを刻もう。
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