ふだん着物のたのしみ方
著者
きくちいま/著
出版社
河出書房新社
定価
本体価格 1400円+税
第一刷発行
2003/05
ISBN 4-309-26647-9

 
友だちと遊びに行くときも、仕事のときも、家でごはんを作るときも、もちろん着物。着物を気楽に、ステキに着るためのおしゃれアイデア、紹介します。
 

きものでお出かけ、ふだん着コーディネート、おしゃれアイディア集等、きものを楽しむための本。超簡単着付け術やお得情報収載。

1000円のきものに500円の帯!きものの魅力に“ドップリ”ハマった著者が提案する、お出かけ・ふだん着コーディネイト、アンティークの楽しみ方、おもしろい帯の柄、カラフル足袋、かわいいバッグや手さげ、アイラブ羽織などなど、きものを気楽にステキに着るためのおしゃれアイデア満載の一冊。「きものっていいな、楽しそうだな」と思ったあなた、明日からきものを着てみてください!


はじめに

23歳のころ、「25歳になったらきものを着て生活しよう」と漠然と思っていたのですが、まさか本当にそれが実行できるなんて、今もちょっと信じられない気持ちです。
大きなキッカケは、夏物の洋服を入れた段ボールを、ゴミを入れた段ボールと間違って捨ててしまったことでした。
気がついたときにはもう遅く、夏服がまったくない状態。
それと、ちょうど海に行く機会があって、日焼けしすぎて肌がひりひり。ブラジャーが着けられず、きものならブラジャーなしでも大丈夫そうというのも、あと押しになりました。
とはいえ、きものばかりだとたまに飽きてきて、洋服が着たくなるときもあります。
そんなときは、無理しないようにしています。
着たいときに着る、これって大切なことだと思いますから。
わたしはたいてい毎日きものを着ていますが、人それぞれでいいと思います。
それぞれに生活のパターンがありますし。
そのなかで、休日だけ楽しもうかなとか、月に1回は着てみようかなとか、それでいいんです。
出かけるときに洋服を選ぶその延長線上に、「きもの」というセレクトがあったらいいな、そう思っています。
「きものっていいな、楽しそうだな」と、心のすみっこに小さな芽が出たような感じが何より大事。極端な話、きものを着なくても、「いいなあ、着たいなあ」と思うそのわくわく感だけでも、何か得した気になれるはず
ですよ。
たんすに眠ったままになっているきものや帯たちが、1枚でも多く明るい日の光を浴びてくれること、そして、1人でも多くの方がきものの楽しさを知ってくれることを、心から願っています。


きくちいま

(本文P.2〜3 より引用)


このページの画像、引用は出版社、または著者のご了解を得ています.

当サイトが引用している著作物に対する著作権は、その製(創)作者・出版社に帰属します。
無断でコピー、転写、リンク等、一切をお断りします。

Copyright (C) 2001 books ruhe. All rights reserved.