リアルな視点と本音で綴る、ワインガイド 特集ブルゴーニュの新しいネゴシアンを探る ’00ブルゴーニュ、’99ボルドーをはじめとしたテイスティングレヴュー
まずはなんといってもお詫びします。 発刊予定を2ヶ月もオーバーしました。 本当に申し訳ありません。 様々なことを考えるにつけ、思いのほか作業がはかどりませんでした。 当初は年3回、4号から季刊ベースと考えていましたが、そうなるべく頑張ります。 2号いかがだったでしょうか。 相変わらず稚拙な内容ですが、おそらく創刊号以上に本音を語ったつもりです。 ワインのことを、ワインを取り巻く環境のことを、飾らずに出来るだけ正直に紡ぎました。 またご要望が多かったため、定価そのまま、すんなり全ページをカラーとしました。えらい大変です。 更に発刊が遅れたため、予告には書かなかったのですが今回載せようと準備した、皆さんお待ちの2000年ボルドーのレヴューも次号となってしまいました。 情報誌の命、タイムリーさが希薄でなんとも情けないです。 以前から世の中のワイン本の多くが、どうしてこんなにコンサバなんだろうと思っていました。 ひたすらカッコをつけた、知識かなければ恥だとか、着飾ってゴージャスに振舞わねばワイン飲赤にあらずとかを言ってるようなウサン臭さをプンプン感じていたのですが、それは私だけではなかったようです。 実にたくさんのお便りを頂戴したその意見のほとんどは「オレ(ワタ シ)もそう思っているもんね」でした。 リアルワインガイドは現場至上主義です。確かに生産者も現場ですがこれは造る方の現場。学究的には欠かせないものでしょう。 本誌の言う現場とはもうご存知の通り、私達飲み手の現場のこと。 アカデミックな状態を良しとする従来の発想とは無縁です。 もちろんおいしく飲むためには知識が必要です。 しかし知識とは手段であり目的ではありません。カッコをつけることのカッコ悪さをワイン界はいつ気付くのでしょう。 もうひとつお分かりいただいたことがあると思います。 創刊号ではオブラートに包んだある部分を、断片的にですが表現しています。旧態依然とした、もたれあいの業界にきわめて弱小ながら異を唱え始めました。 ワインファンは情報の少ない中、それを信じたり、それに振り回されたりしているのです。 これは本誌発刊動機のひとつです。 今のところこんな力もない雑誌はほったらかしなのでしょう、まだ目に見える圧力はありません。 しかし今後は状況も変わってくると思います。 そしてそういう圧力があれば誌面で皆さんに報告します。 今後も一切の妥協と迎合はしません。 ワインのコンディションのこともしつこく書いていますが、既に取り組赤始めています。なんらかの力タチでいずれ掲載します。 それに加えて本誌用のワインの入手は困難を極めます。 コストも当然です。 輪の中にいればとても楽でしょう。 最後に創刊号、本号を買っていただいた読者の皆さん、本号の発刊はまだかと編集部に問い合わせをいただいた300人以上の皆さん、レヴュー番外編に寄稿いただいた酒販店、個人の皆さん、本号にご協力いただいたたくさんの皆さん、本当にありがとうございました。(徳丸真人)
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