美肌
著者
山咲 千里
出版社
講談社
定価
本体価格 1400円+税
第一刷発行
2003/03
ISBN 4-06-211803-3
総合的女性美UP 最新版 女は29夜でキレイになれる

41歳にして、誰もが認めるその美肌。女優業を続けるうえでマスターしたスキンケアは、心のバランスが真のキレイを生むと物語る。

 

■山咲千里(やまざきせんり)
1962年、京都府生まれ。''79年、17歳でNHK朝の連続ドラマ「鮎のうた」ヒロインのオーディションに合格し女優としてデビュー。以後テレビ、映画の活動以外に、婦人服ブランドのプランナー、フィニッシングスクール講師などを経て、執筆も精力的にこなす。主な著書に『22枚の女の切り札』『だから私は太らない』(ともに講談社)など。

 

美肌のはじまりに

洗練された素敵な女性のたとえに「あのヒトは垢抜けている」という言葉があります。
文字通りなら、垢抜けているとは、皮膚の垢がよく落とされて清潔な様子のこと。
それはいつまでも余分な汚れを感じさせないすがすがしい様子でもあります。
美しいお肌の持ち主は、絶え間なく生まれ変わろうとする皮膚の呼吸に余分な負担をかけないもの。
それはいつでも質の良い皮膚を再生できるように応援する態勢が、暮らしにも整えられているからです。
顔だけでなく皮膚は全身を包み込むべールであり、ヒトに与える印象をも左右します。
これは単なる外見だけにとどまりません。
皮膚は、女性の心と身体の健康に直結したシグナルを必ず発してくるからです。
お肌が美しいということは、そのものずばり健康であるという証で、心と身体のバランスが崩れれば、どうしてもお肌に影響してしまいます。
しかも家庭で、社会で、現代はストレスが渦を巻いている時代。
それがわかっているからこそ、美肌はたやすく手に入らないものとして、女性美の基準とされてきたのです。
ゆるぎない美しさに信用を裏づけるのは、健康という財産を持てる女性。
これからの女性を語るうえで、健康こそが、ますますその価値を発揮すると断言します!
それはお肌が汚いと「自己管理が行き届いていない」と人格さえ判断されてしまうことを意味します。
そんな時代が来ることを覚悟しなくてはいけません。
お肌の状態は誰のせいでもなく、自分が招いた結果でしかありません。
逆に言えば、お肌の傷みを一番最初に理解してやれるのは本人だけです。
お肌への理解力を深めるのなら「なぜこんなお肌になったのか」と、失望や嫌悪感で見放さないで、日頃の生活を振り返るいい機会だと考えて。
食事や睡眠、運動不足、仕事や恋愛、家庭での役割、人間関係などが化粧品以上にお肌に影響を与えることだってあるのですから。
しかも、本当の原因はもっと複雑であったりするので、これは医療の現場や専門家に皮膚を診断していただくことも忘れてはいけない点。
この本は治療を目的にするものではなく、かと言って美容の専門家が書いたものでもありません。自分の肌にどうやって自信をつけるかを、具体的に、実際のわたしの持つマニュアルをもとに情報公開したものです。
それは同時に、肌はキレイが当然と要求される撮影の現場に立たされて24年目に至ったわたしの心境でもあります。
その間ずっとどうしたら健康で輝く素肌になるのかの自問自答でした。
デビューしたての10代の頃に、薄くて青白い肌が嫌で、下地もつけないでいきなりファンデーションを塗りに塗り込めてニキビを悪化させていたのは遠い日の笑い話。

(本書 美肌の始まりより引用)

 
 


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