ひらきなおって行こう! 心のカゼを治す108の方法
著者
大原広軌/著  ばばかよ/絵
出版社
情報センター出版局
定価
本体価格 1200円+税
第一刷発行
2002/02/05
ISBN4−7958−3662−0
医薬部外書籍 『・・なんか自信がないんです、気弱なんです、どーすればいいかわかんないんです』・・・・そんなとき。・・・ ●気張らなくていいです。●著者が自らのカラダとココロを使って臨床実験した「こんなときこーすれば!?」の対処法。●がんばらないでヒラキナオレル108(煩悩の数)の映画・音楽・本etc...

医薬部外書籍 『・・なんか自信がないんです、気弱なんです、どーすればいいかわかんないんです』・・・・そんなとき。・・・ ●気張らなくていいです。●著者が自らのカラダとココロを使って臨床実験した「こんなときこーすれば!?」の対処法。●がんばらないでヒラキナオレル108(煩悩の数)の映画・音楽・本etc...

 

 

はじめに

突然だが、私はある。
尿を飲んだことはおありだろうか。

とはいっても性的陶酔を得るために他人の尿を口に受けたというわけではない。
二七歳にして原因不明の全身発作(後にパニック障害という神経症特有の症状である『パニック発作』と判明するのだが)に襲われた私、酒に溺れてみたり霊能者先生のアドバイスを真に受けたりしたのだが体調および脳調は悪化する一方、そんな時に出会ったのが『医者がすすめる尿療法』という書籍だった。
製作にかかわったという先輩から借り受けたその本には、自分の小便を飲むことにより自然治癒力が高まり、ありとあらゆる病が快方に向かう、とある。

毎日朝まで繰り広げられる発作再発の恐怖との戦いですっかり冷静さを失っていた私は、翌日さっそく「いちば ん効果的」とされる朝一の自家製尿を素焼きのカップに採取、作り立ての味噌汁のように対流する濃いモノを口元にまで運んだのだが…。

以上の顛末は前作『精神科に行こう!』に詳しいので、そちらを参照されたし。

ここでは、現在尿の摂取を恒常的には行っていないということをつけ加えておくにとどめる。

さて本書は、前作の中で触れた「精神科に通う以前から日々実践してきた、ネガティブな精神状況下においての生きる術」のひとつである『号泣療法』について予想を上回る反響をいただいたことに気を良くした私が、だったら出し惜しみせずにその他の"療法"もご紹介しようという『医薬部外書籍』で、四つの自己流(だがかなりの確率でラクになれるはず)療法を取り上げた。

それぞれの療法について取り上げた作品は二七本ずつ、掛けることの四で全一〇八本のアイテムは万人を煩悩から開放してくれるはずだ。

しかしながらメディアのセレクトは超個人的かつ独断的な裁定に基づくもので、さらに作品内容にいっさい触れていないという項もあったりするので、最終的なご判断は各自に委ねたい。

ま、薬物と違って副作用はない(であろうはず)し、なにより小便飲むよりは気が楽なはずなので、泥舟に乗ったつもりで。

さまざまなご批判が寄せられるのも想像に難くないのだが、とりあえず初っ端からエクスキューズというイリーガルアタック。

映画監督、テリー・ギリアムが自作『ラスベガスをやっつけろ(FEAR AND LOATHING IN LAS VEGAS)』について語ったコメントの 一部を。

「恥さらしで侮蔑的なものが盛りだくさんの作品になったことを、心から申し訳ないと思っています。この作品を世に送り出したことで、何をしでかしたか、何を招いたかは定かではありませんが、前もって詫びは入れさせてもらいましょう」……。

なにはともあれ、『ひらきなおって行こう!』ということで。

 

 

 

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