2001 / 07
朗報! 野中英治の魁!!クロマティ高校 2 登校編のサイン本30冊入荷! 早いもの勝ち! 残数 7/18現在 21冊 書名: 魁!クロマティ高校 2 登校編 作者 :野中英治 講談社 定価 :本体390円(税別) ISBN4−06−312998−5 |
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人物紹介 | |||
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神山高志(かみやまたかし) このマンガの主人公。・・のハズだが回を重ねるにつれてカゲが薄くなりつつある男。なぜか日本一の凶悪校、クロマティに入学してしまった優等生である。しかし、気がつけばすっかり不良高校になじんでしまい、わりと愉快な学園生活を満喫中。実は結構図太い男だったと思われる。趣味は深夜ラジオヘの投稿。そのギャグのレベルは高く、トップクラスのハガキ職人らしい。ペンネームはハミチミツボーイ。その由来は、作者の家で打ち合わせ中、机の上にハチミツがあったからに過ぎないんだが。口癖は「前略オフクロ様」。なぜだ。 |
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林田慎二朗(はやしだしんじろう) 引き算ができれば入れる、と名高いクロマティ高校で、引き算すらできない男。モヒカンがシンボルマーク。違いのわかるバカ。物語の進行を、コイツが乱すことが多い。1巻では、ゴリラよりも知能が低いことが露見してしまった。クロマティ高校の中でもひときわ群を抜いたボケっぷりは、読み慣れた読者をもあ然とさせる。たまに作者ですらあ然とずるんだからそりゃ無理もない。最近では、すっかり神山、前田と親友モードに。前田の家で迷惑をかけることが趣味。□癖は「ところで話は変わるけどよ」。 |
2001/8.10・11・12 コミケット CATALOG 60 |
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今年もコミケカタログ、大量入荷!! どこよりも早く、確実に。(7/14 AM11:30入荷) ⇒立川周辺のお客様はオリオン書房(第一デパート店)に行ってください。 |
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新世紀に突入して半年が過ぎたのですが、時代の閉塞感は変わらないまま、かえって殺伐とした状況が進行しているように感じます。マンガ・アニメ・ゲームといったものを取り巻く状況もかってないほど厳しいと言われています。参加サークルは相変わらず多く、訪れる参加者も回毎に増加しているコミケットは、そうした時代の状況と無縁のように見えるかもしれませんが、けっしてそうではありません。オリジナルだけでなく、パロディや研究、ファンフィクションまでも含む同人誌は、文化状況とシンクロしながら動いていますし、表現は常に時代の気分を映しているのです。ただじっとしているなら、コミケットでさえ、時代の中に飲み込まれていくことになりかねません。しかし、同人誌界はまだ元気であり続けています。だとしたら、受け身でいるだけでなく、この元気を時代やカルチャーに向けて発信していくべきなのかもしれません。飲み込まれていくのではなく、飲み込んでいくこと。具体的に言うなら、守ったり隠したりするのではなく、きちんとコミケットを、そして同人誌の作品を外に向かって見せていくということになるのでしょう。アメリカでは9月に初めての女の子たちによるイベント「YAOI.CON」が開かれることになっています。サブではなく、マンガやアニメをカウンターカルチャーとして位置付けているのが海外のファンたちです。表現活動は、ファン活動は、恥ずかしいことでもなんでもない、文化活動です。そして、それは、一人のヒーロー(指導者)や一つの考えの元に行われていく集団行動ではなく、個々の考えや営為を発表していくことだし、他者の見方や考え方を認めていく、多様性を追求することでもあります。コミケットは、個人を大事にし、多様性を確認する場です。それが表現の可能性を求めることにもつながっていくことはまちがいありません。今一度、原点を確認し、そこから一歩踏み出していくべき時に来ているのかもしれません。折しも、北2駐車場の一部への病院の建設、北駐車場と会場の間への道路建設など、会場を取り巻く状況も、今年から来年にかけて大きく変ろうとしています。7月から施行される改定された都の青少年条例も、表現や頒布の方法に変化を求めるかもしれません。コミケットもこうした変化に対応して変っていくことになるのでしょう。いやいや変えることを受け入れていくことから、そうしたものをバネに求めるべき方向に自ら変っていくこと。コミケットは、そして同人誌は、意識を持つべきだと考えます。それは、もちろん個人や表現、個々の多様性を守り、自由であり続けるための変化でなければならないでしょう。コミケットは、参加者一人一人が意味を持っているのだし、全ての参加者によって形作られている巨大な夢の空間なのだからです。 米沢嘉博 |
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