2018/11/01 発売


 薬屋の一分  稲垣英夫/著

薬屋の一分 経営者新書 210 稲垣英夫/著 出版社名 幻冬舎メディアコンサルティング 出版年月 2018年10月 ISBNコード 978-4-344-92032-3 (4-344-92032-5) 税込価格 864円 頁数・縦 193P 18cm
 

本の要約

設立して10年生きながらえる企業は1割以下。経営において何よりも難しいのは、事業を長期間継続させることなのだ。そんななか、著者の会社が45年もの間成長を続けた理由―それは、絶対的な経営理念の徹底とユニークな経営手法にあった。東京・吉祥寺に開店した調剤薬局から始まり、武蔵野地域随一の医療複合企業へと成長したイナガキグループ創設者が自身の経営論を初めて明かす。

第1章 時流にのった成長戦略 誰もやっていなかった「医療ビル」建設で躍進(家は長男に継がせる、お前は東京で働け
後輩との偶然の出会いがきっかけで薬局経営を始めることに ほか)
第2章 競合の動きを見定めた進出と撤退 ディスカウントストア参入と調剤薬局への回帰で拡大(50店舗を目標に多店舗展開を開始する
タイムリミットを前にどうにか保健所の許可を得る ほか)
第3章 日本の人口推計を見据えた事業多角化 成長産業の介護福祉・透析クリニック事業へ進出(全ての卵を1つのカゴに盛らない―事業の多角化に乗り出す
高齢化が問題となる中で介護福祉事業に目を向ける ほか)
第4章 調剤・ドラッグストア・介護福祉・メディカル・キッズ 5分野のクロスオーバーで磐石の経営基盤を目指す(“烏合の衆です”―その言葉をきっかけに組織改革に着手する
新入社員研修とOJT研修で新入社員の不安を取り除く ほか)
第5章 自社の継続・発展のために常に心がけてきた「経営18カ条」(百年企業を目指し、新たに保育事業をスタートする
永続的な企業を作るためには事業承継がカギとなる ほか)



稲垣 英夫 (イナガキ ヒデオ)  
東京・吉祥寺を中心に調剤薬局、ドラッグストア、医療法人社団などを展開するイナガキグループ代表。武蔵野商工会議所会頭。昭和48年に株式会社三祐産業を設立、代表取締役に就任して以降、平成元年に医療法人社団緑祐会、平成3年にドラッグ・イナガキ、平成18年に株式会社イナガキ、平成23年に医療法人社団大慈会を設立。45年もの間、経営トップとして事業の発展・拡大を実現してきた。平成30年8月末時点でのグループ従業員は578名にのぼる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
  
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