石田衣良ｓｔｙｌｅ　別冊宝島１０６２　ＢＯＯＫＳルーエのＮＥＴ通販

　石田衣良ｓｔｙｌｅ　別冊宝島１０６２

著者	石田　衣良　著
出版社	宝島社
定価	税込価格　1000円
第一刷発行	2004/08
	ISBN 4-7966-4273-0

新感覚ストリート作家、石田衣良がファンにおくる１冊！

独自の感性で「現代」を読む！“秘蔵エッセイ”大公開！
ロングインタビュー
「街、そしてストリートを描くということ」
現代文学妙手の餐宴　【対談】vs川上弘美　...etc

オススメな本　内容抜粋

　小説を書くのは、変な仕事です。
　最初はひとりで勝手におもしろがっているだけ。ひょっとしたら、世界にもう二、三人、ぼくと感覚が似ていて、このセンスをわかってくれる人がいるのかな。それでもいいや。だって好きで書いているんだから。スタートはいつだって、そんなものです。
　それがいつの間にか、たくさん読者が増えてしまい、いっしょに「嘘の話」をおもしろがってくれる。次の本を楽しみに待っていてくれる。こうなるともう運がいいというか、感謝するしかありません。
　このムックには、デビューから六年間の軌跡と、今のぼくの気もちが詰まっています。ほんとうは作家は小説だけ読んでもらえれば十分で、妙に写真の多い本は変なのですが、どうせ変な仕事をしているから別にいいやと、開き直ってしまいます。
　本好きの少数派のみなさん、これからも（ぼくの作品でなくてもいいから）
たくさん読んでくださいね。考えてみると、本を読むのも変なお楽しみで、
こんな文章をきちんと最後まで読むあなたは、変な人です。
　ぼくは変な仕事と変な人が大好きです。


－石田衣良ロングインタビュー - 「街、そしてストリートを描くということ」	池袋『IWGP』の世界月島『4TEEN』の情景

TBSエンタテインメント／磯山晶
担当編集者／津谷洋
フォトグラファー／新津保建秀
漫画家／海埜ゆうこ

IWGP人物相関図
IWGPキャラクター図鑑

＜TOWN＞
金はなくても自由があった－思い出の街・横浜での日々
＜SPORTS＞
「世界」を舞台に垣間見る　日本人アスリートの素養
＜HEALTH＞
体力勝負の仕事じゃなくても・・・作家のボディメンテナンスについて
＜NOVEL＞
ラクでオシャレな日々からの転身　小説を書き始めたころ
＜IWGP＞
原作者から見た宮藤官九郎－『IWGP』でのコラボから
＜4TEEN＞
四年越しで書き上げた『4TEEN』　成長する四人とともに受賞した直木賞
＜MUSIC＞
狂気にして驚喜の音楽の世界　嵐の日は思う存分、音量を上げられる・・・
＜BOOK＞
貪るように読みあさった少年時代　文字への「潜行」は、未来への暗示か？

『池袋ウエストゲートパーク』『うつくしい子ども』『エンジェル』『少年計数機』
『赤・黒』『娼年』『波のうえの魔術師』『ビッグマネー！』『スローグッバイ』
『骨音』『4TEEN』『LAST』『電子の星』『1ポンドの悲しみ』『約束』

（. 宝島　ＨＰ　http://tkj.jp/bessatsu/4796642730/　より引用）

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