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著者
広末 涼子 文 齋藤 清貴 写真
出版社
小学館
定価
本体価格 1300円+税
第一刷発行
2004/03
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ISBN 4-09-387491-3
 
昨年末、突然結婚してしまった女優・広末涼子のエッセイ。映画の撮影で訪れたニューヨークの写真を眺めながら、わき上がって来る思い。結婚のこと、子どものこと、そしてこれからのこと……。「私の心の変化に耳を傾けてください」。
 

本の要約


「結婚して、子どもを育てることは素敵なことだと心から思う。子育て、ほんとうに楽しそうだし」。 昨年末に突然結婚、出産を宣言した女優・広末涼子は、今の思いをこんなふうに綴っていた。2003年は彼女にとって、初めてひとりの女性として生きていくことについて考えた年だった。「願いというものが悉くかなってしまう」と突き進んできた広末涼子は、映画のロケで訪れたニューヨークの写真を眺めながら、女優としての仕事、結婚のこと、子どものことなど、「私のなかからわき上がってくる思いを見つめ直していた」。「いつも心から笑顔でいられる私でいたい」との思いで書き留めた素直な気持ち。「私の心の変化にも少しだけ耳を傾けていただけたら、うれしい」



オススメな本 内容抜粋

プロローグ

2003年のはじめ、映画『恋愛写真』の撮影でN・Yに滞在していました。
初めて訪れる場所の持つ力に触発されて、私白身、たくさんの写真を撮りました。
その同じ場所でシャッターを押していたのが、カメラマンの齋藤清貴さんです。
−枚−枚の写真を見ていると、そのとき触れた空気や風の匂いが蘇ってくるような感覚があります。
これらの写真を眺めながら、まるで点描画を描くように、私のなかからわき上がってくる思いを見つめなおしていたのは、この夏のことです。
ひとりの女性として生きていくことについて、自分なりに、いろいろと、……本当にいろいろと、一生懸命に考えていた時期だったと思います。
「いつも心から笑顔でいられる私でいたい」
この一年は、今まで以上に、私にとって、とても変化の大きい年になりました。
たとえば親しい人が見せてくれたアルバムを眺めながら、ふだんよりちょっと饒舌になって、おしゃべりを楽しむような……。この文章は、そんな気持ちで綴ってみたものです。
N・Yの写真を楽しみながら、私の心の変化にも少しだけ耳を傾けていただけたら、うれしいです。

広末涼子

(本文プロローグ より引用)


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