DIET SHINGO
著者
香取 慎吾/著
出版社
マガジンハウス
定価
本体価格 952円+税
第一刷発行
2003/09
ISBN 4-8387-1469-6
 
ダイエットの成果ともいうべき見事な裸身も公開します
 

8週間で15kg痩せたSMAP香取慎吾さん。その間の食事、運動、仕事などの全記録。毎日の体調や気分も書かれており、読んで面白いダイエット本です。ダイエットに関心を持つ女性はもちろん、男性も必見のドキュメントです!



今年の1月1日から、体重と体脂肪率を毎日測っている。
これまでの人生、僕はずっとダイエットしてきた。
ここ5、6年は、体重を減らそうと何度もチャレンジして、そのたびに失敗。
そんなダイエット人生に、そろそろ始末在つける時期。
そう決めたから、年のはじめから体重と体脂肪率を記録しようと思った。
振り返ると、力ラダがいちばん締まっていたのは、テレビドラマ『蘇える金狼』(1999年、日本テレビ系)に主演したときかな。
タフな肉体の持ち主という主人公の設定に合わせて、アクションコーディネーターの入にコーチについてもらい、結構みっちりトレーニングしたよ。
食事については、おおまかな注意を一応聞いて、あとは自分で選んで食べていた。
絞って絞って、そのときの体重が75s。
ドラマが終わって、すぐにリバウンドして80kg台になってしまい、それからずっと80s超の歴史が続いている。
春先は88sにまで増えちゃって、これは完全にオーバーだと焦って、いよいよ本気になったんだ。
これまで自己流ですっとやってごたのは、本や雑誌に出てくる悪い方の見本のような、典型的に間違ったやり方だった。
とにかく食べない。
ひたすら食べないで我慢して、空腹の絶頂に達して耐えられなくなったら、1食だけ食べる。それもカロリーが低い、サラダとかだけ。
サラダでは全然満腹にならないから、空腹感で夜眠れなかったりした。
それを何日か繰り返していると、具合が悪くなる。
結局、2、3日で我慢できなくなってドカ喰い。
食べるモノを減らすと、体重は何とか70s台にはなるんだけど、ふつうに食べるとアッという間に80s台に逆戻り。
ホント三日坊主。
何度もこうして失敗を重ねるうちに、お腹まわりでだんだんウキワが膨らんできた。
その正体はズバリ体脂肪!
友達と大勢で海に遊びに行ったりすると、みんなウキワ、ウキワってうるさい。
海から上がってホテルの部屋で楽しく騒いでいると、決まって誰かが「いつまでウキワつけてるの?もう外しなよ、ホテルだよ」って。
このウキワ、今年こそすっきり外してみせる。
ひとまずの区切りは、8週間だ。

(本文P.10〜11 より引用)


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