「体を温める」と病気は必ず治る
著者
石原結実/著
出版社
三笠書房
定価
本体価格 1300円+税
第一刷発行
2003/04
ISBN 4-8379-2017-9

 
本書では、「生姜紅茶」をはじめとして、ふだんの食事や生活で安全、簡単に体が温まる方法に加えて、症状別・病気別にどんな温め方が一番効果的かなどについて取り上げた。また、「体を温める」ことで実際に治っていった方々の事例も収録。
 

 

[目次]
1章 病気は「冷たいところ(血行不良)」に起こる!―いますぐあなたの「体温低下」に手を打て;2章 「ただ温めるだけ」で見事に治ってしまうメカニズム―なぜ、ムリをしないで自然によくなるのか;3章 この食生活があなたの“体熱”をつくりだす!―「熱を上げるクスリ」はない。だから食べ物、食べ方が大事なのです;4章 自分のため、家族のため、これが朝昼晩の「ほかほか生活」―手間もお金も一切かからない毎日の習慣;5章 症状・病気別の温め方 早い人なら1週間で効果が出る!―気になる健診数値対策から、がんこな慢性症状まで、あなたの場合;6章 ありがとう「温熱健康法」!ダイエットから内臓疾患、ガンまで「私が治った!」全記録―うれしい報告が続々と届いています

病気は冷たいところ(血行不良)に起こる。プチ断食、温めメニュー、簡単その場運動等、早い人は1週間で効果が表れる内臓強化法。



はじめに  あなたは1週間で『温め効果』を実感する!

あなたは、こんなことをやっていませんか?

●ペットボトルの飲み物をよく飲んでいる
●ご飯よりもパン食が好き
●朝起きて食欲がない時でも、朝食は食べるようにしている
●風呂は、冬場以外はシャワーですませることが多い……
これらの行為は、いますぐやめないといけない。なぜなら、知らず知らずのうちに、あなたの体から「熱」を奪っているからだ。

私たちの体は、36・5℃〜37℃の体温で最もよく働くようにできている。
ところが、最近は、36℃前半、中には35℃台という人までいる。
こんな状態になりながら、先に挙げた行為を続けていては、むざむざ不健康体になるよう仕向けているとしか思えない。
人間の一生の中で一番若く、生命力が強い新生児が「赤ちゃん」と言われるのは、赤い=つまり体温が高いから。一方、年をとると、白髪、自内障など「白ちゃん」ともいうべき”冷え”から起こる老化現象が表れる。キーワードは”赤と白”、つまり温かさだ。
あらゆる病気は、この“体温低下”によって引き起こされる。
実は、ガンができることも体温の低下と大いに関係がある。
過食やストレス、運動不足といった、体を冷やす要因に事欠かない現代は、だからこそ意識的に体を温め、体温を上げることが必要なのである。
体を温めることは難しいことではない。
ちょっとした毎日の習慣でできる。
たとえば、私の伊豆の保養所の各個室には、熱い紅茶にすり下ろした生姜を入れた「生姜紅茶」入りのポットが置いてある。
のどが渇いた時は、随時飲んでもらうようにすることで、その効果は明らかに上がっている。石原慎太郎先生にも、昨年「生姜紅茶」の効能をお話しましたところ、毎日、愛飲されており、テレビ御出演の時などにもよく「生姜紅茶」を話題にされるほどだ。
本書では、この「生姜紅茶」をはじめとして、ふだんの食事や生活で安全、簡単に体が温まる方法に加えて、症状別・病気別にどんな温め方が一番効果的かなどについて取り上げた。
また、「体を温める」ことで実際に治っていった方々の事例は大いに参考になるだろう。今日、いま、できることから実行すれば、早い人なら、はじめて一週間で効果を実感することができる。ぜひ、病気知らずの健康体を手に入れていただきたい。

(本文P.3〜4 より引用)


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