ブッシュの戦争
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著者
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ボブ・ウッドワード/著 伏見威蕃/訳 | |
出版社
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日本経済新聞社 | |
定価
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本体価格 2200円+税 | |
第一刷発行
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2003/02 | |
ISBN 4-532-16437-0 | ||
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なぜ、ブッシュは戦争を起こすのか?ホワイトハウスの内幕を克明に描く。 |
■著者紹介 米国を代表するジャーナリスト。ワシントン・ポスト紙編集局次長。社会部若手記者時代に、同僚のカール・バーンスタイン記者とともにウォーターゲート事件をスクープし、ニクソン大統領退陣のきっかけを作ったことで知られる。このときの2人の活動から「調査報道」というスタイルが確立され、また同紙は1973年のピュリツァー賞を受賞した。著書に、『大統領の陰謀』(バーンスタインとの共著)のほか、湾岸戦争をテーマにした『司令官たち』や『グリーンスパン』『権力の失墜』などがある。
翻訳家。1951年生まれ、トム・クランシーの「オプ・センター」シリーズや、映画化された『ブラックホーク・ダウン』『プライベート・ライアン』など訳書多数。
●本国での売れ行き アメリカではSimon & Schuster社から昨年11月19日に発売され、たちまちベストセラーのトップに躍り出ました。現在までに63万部――イラク攻撃関連のあらゆる本のなかで最高の売れ行きを示しています。 ●注目情報 「金正日が大嫌いだ!」と、ブッシュは叫んだ。 「わたしは金正日が大嫌いだ!」ブッシュは指を振りまわしながら叫んだ。「心の底から嫌悪を覚える。こいつは自国民を飢えさせている。政治犯収容所の情報もつかんでいる――(中略)やつは家族を引き裂き、おおぜいを拷問するために、収容所を使っている。わたしは愕然とした……」 ●本書の主な登場人物 ジョージ・W・ブッシュ(第43代合衆国大統領) ディック・チェイニー(副大統領) コリン・パウエル(国務長官) ドナルド・ラムズフェルド(国防長官) ジョージ・テネット(CIA長官) コンドリーザ・ライス(国家安全保障問題担当大統領補佐官) リチャード・アーミテージ(国務副長官) ポール・ウォルフォウィッツ(国防副長官) ●本書に収録されたブッシュ大統領の発言 「その瞬間、われわれは戦争を行うことになるだろうと、心に決めた」 「わたしが大統領だったのを悔やむだろうよ。この報いはかならず受けさせる」 「武力の行使について、われわれはすべての方面に合意を求めるつもりはない」 「わたしは教科書どおりにやる人間ではない。直感の人なんだ」 「いまアメリカは独自の立場にある。われわれは指導者だ。そして、リーダーは行動力を兼ねそなえていなければならない」
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読者へのノート 本書は、二〇〇一年九月一一日の同時多発テロからの一〇〇日間における、ジョージ・W・ブッシュ大統領の戦いの報告である。 (本文より引用) |
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