五郎治殿御始末
|
||
著者
|
浅田次郎/著 | |
出版社
|
中央公論新社 | |
定価
|
本体価格 1500円+税 | |
第一刷発行
|
2003/01 | |
ISBN 4-12-003351-1 | ||
|
||
明治維新とは、武士という職業が消えること。最後の御役目を終えた老武士の、己の身の始末とは――(表題作)。時代の境目に戸惑いながらも懸命に生きた人々を描く感動の時代小説集。 |
椿寺まで ふいに立ち止まって鮭紐を結び直しながら、小兵衛が眩いた。 (本文P.5より引用) |
|||
|