2018/06/01〜06/30 復活 岡画郎 バベる!展

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2018/06/01〜06/30 復活 岡画郎 バベる!展

「蟻鱒鳶ル」読みは「アリマストンビル」、友人マイアミが名付け親です。2005年の着工以来、沢山の友人達に手伝ってもらいながら、植物のように、ゆっくりゆっくり出来ている小さなビルです。 蟻鱒鳶ルのコンクリートは、上質の砂とジャリを使い、水セメント比は37%、少しずつの量を箕で丁寧に型枠に入れ、一週間以上水をかけながら養生します。出来たコンクリートはギュッと詰まった感じです。ある研究者には「200年以上保つ」と言ってもらえました。 200年!!想像も難しいとても遠い未来です。 「蟻鱒鳶ルを200年残す価値のある建築にする」事は、凡才の僕にとって身震いし、足のすくむ仕事です。 でも、もう信じているんです。 蟻鱒鳶ルの在る未来を。
 
 

バベる! 自力でビルを建てる男

岡啓輔/著
出版社名 筑摩書房
出版年月 2018年4月
ISBNコード 978-4-480-87396-5
(4-480-87396-1)
本体価格 2,200円+税
頁数・縦 284P 19cm。



要旨
2005年、着工。現在も建設中。「蟻鱒鳶ル」をつくる男の意志と記録、そして200年先の未来。
目次 序章 坂の上のバベル 第1章 激闘!セルフビルド 第2章 人がつくる魔法の石 第3章 即興の建築 第4章 夢のはじまり 第5章 船出の日 第6章 建築武者修行 第7章 悲しい現実 第8章 絶望からの大どんでん返し 第9章 単純な真実 終章 世界を変える建築




サイン本をご用意していただきました。売り切れた時点で販売終了となります。 



 
 蟻鱒鳶ルダー・岡啓輔

岡 啓輔 (オカ ケイスケ) 
1965年、福岡県生まれ。一級建築士。住宅メーカー勤務後、東京で土工、鳶、鉄筋屋、型枠大工など現場経験を積む。2003年、「蟻鱒鳶ル」案が「SDレビュー」入選。2005年から東京・三田にRC造のビルをつくりはじめる。
現在も建設中