2001 / 11

 
 
食べて治す・防ぐ医学事典
 
  【本書の三大効果】@一週間で”からだ”が変わります!毎日の食事を変えるだけで、気になる検査値・症状が必ずよくなり、病気を予防します。A医療現場で実践されている健康指導!第一線で活躍する医師が実際に予防・治療している実例に基づいています。B身近な食材をおいしく食べて健康になります!食材の組み合わせで医学的効果がいっそう高まるレシピ(オールカラー)誰でも簡単に作れます。  
   
出版社
講談社
定価
本体価格 3600円+税(予価)
第一刷発行
2002/2 予定!
ご注文
ISBN4−06−174004−0

自分のからだは自分でまもるしかありません。健康こそ財産!

 

【はじめに】

「私は食事を変えれば、胃がんはなくせると思っています。胃がんの主な原因は、塩分のとりすぎや熱すぎる食べ物をとることと関係があるようです。近年では日本でも食生活の欧米化にともなって胃がんは減ってきています。そのかわり、欧米に多い大腸がんが増えてきましたが、これも食生活に起因しているのです。私たちが健康に生きるため、いちばん求められるのは、やはり食生活の見直しでしょう。食生活の改善は病気予防にもつながります。『賢く』食べることで体は変わります。食にこだわり、それを楽しみながらおいしい食事を続ければ、健康は自然とついてくるはずです。」

【本書の三大効果】

@一週間で"からだ"が変わります !
毎日の食事を変えるだけで、気になる検査値・症状が必ずよくなり、病気を予防します。

A医療現場で実践されている健康指導!
第一線で活躍する医師が実際に予防一治療している実例に基づいています。

B身近な食材をおいしく食べて健康になります!
食材の組み合わせで医学的効果がいっそう高まるレシピ(オルカラー)誰でも簡単に作れます。


『食べて治す・防ぐ医学事典』主な内容


第1章 一目でわかる体調チェック

●40歳前から体はかわるこう防ぐ、こう治す

●要注意の症状@太ってきた

Aどこか調子が出ないBおなかや胸が痛む、ほか。

●気になる検査値@血圧が高いA血糖値が高めBコレステロール値が心配、ほか。

 

第2章体を元気にする食べ方と生活態度

●1日80kcal減と少しの運動で2ヵ月で体重を1kg落とせる

●ひとり暮らしでも栄養の偏らない料理テクニック、ほか。


第3章治す力がいっそう高まる病気別レシピ

●高血圧食事を変えれば約1週間で血圧は下がり始める

●糖尿病食べ方さえ工夫すれば、何を食べてもいい!

●胃がん 大腸がん・肺がん・子宮がん、高脂血症、動脈硬化、脳梗塞、花粉症、ほか。

 

第4章体調不良を治す食材と症状別レシピ

●体調チェック 顔・舌・手でわかる・あなたの健康状態

●熱っぽい・寒けがする、肩こり・頭痛・腰痛、二日酔い・ロ臭・精力減退、ほか。


第5章女性の若さと美しさを保つ食事

●しみ・そばかすメラニン色素の沈着を防ぐ食品をとる

●鉄欠乏性貧血、冷え症、月経不順、更年期障害、ほか。


第6章元気で頭のいい子どもに育てる食事法

●小児肥満家族全員の食習慣を見直して減量に取り組む

●急な発熱頭をよくする食事、むし歯を防いで骨を強く、アトピー性皮膚炎、ほか。


第7章いまから間に合う老化を防ぐ賢い食べ方

●痴呆血流をよくする食事で脳細胞を活性化する

●骨粗懸症・変形性関節症、体力強化、歯が弱い、ほか。


第8章医師がすすめる健康食品の正しいとり方

●健康になるための賢い水の飲み方

●健康食品で栄養を補って不調を解消、ほか。総索引症状・病名・食材(効用別・料理別)約2700項目

 この食材の組み合わせで治す・予防の効果がアップ!! 


[高血圧]

●かぼちゃの小豆煮
103kcalQ.19塩分(P125)
かぼちゃ(ビタミンE)&小豆(カリウム)→血行をよくして血圧を下げるかぼちゃのビタミンEは血液の流れをよくし、小豆のカリウムは血圧を下げる作用がある。

●牛薄切り肉のステーキ風
258kca11.39塩分(P131)
牛肉(良質たんぱく質)&おろし大根(ビタミンC)→血管を強化する牛肉のたんぱく質は血管をつくるもととなり、大根のビタミンCは血管壁を丈夫にする。


[糖尿病]

●鶏肉のごまみそ煮
241kca12.09塩分(P143)
皮なし鶏肉(低脂肪のたんぱく質)&こんにゃく(水溶性食物繊維)→血糖値を正常に維持皮なし鶏もも肉、こんにゃくは低エネルギー素材。こんにゃくの水溶性食物繊維は血糖値の急激な上昇を防ぐ。

●ジャンボピーマンのマリネ
70kca10.69塩分(P149)
ピーマン(β一カロテン)&オリーブ油(植物性油)→コレステロールを減らすピーマンに含まれるβ一カロテンは悪玉コレステロールを減らし、油脂はβ一カロテンの吸収を高める。


[がん]

●かぼちゃのカレーきんぴら
84kca10.7g塩分(P161)
かぼちゃ(β一カロテン)&サラダ油(植物性油)→一がん予防かぼちゃに含まれるβ一カロテンは抗酸化作用があり、油脂はβ一カロテンの吸収を高める。

●かつおとにんじんの中華風サラダ

167kca12.39塩分(P162)
かつお(EPA、DHA)&にんじん(β一カロテン)→がん予防青背の魚の不飽和脂肪酸EPA、DHAは、活性酸素の害をくいとめる抗酸化作用があり、がんの発生を少なくする。にんじんに含まれるβ一カロテンはEPA、DHAの酸化を防止する効果がある。

『食べて治す・防ぐ医学事典』本文より